これは、古屋圭司衆議院議員(自由民主党・岐阜第5区)のツイッターである。
「3月6日
党憲法改正実現本部長として橿原市にて講演前に神武天皇が祀られる橿原神宮を参拝。
天皇制度は如何に男系男子による継承維持が歴史的に重要か、神武天皇と今上天皇は全く同じY染色体であることが、「ニュートン誌」染色体科学の点でも立証されている。近代の男女同権という価値観とは次元が異なる。」
古屋議員は、「神武天皇と今上天皇は全く同じY染色体であ」り、それが「『ニュートン誌』染色体科学の点でも立証されている」という。
大体、神武天皇の「Y染色体」をどのようにして採取したのか?
そして、今上陛下のそれと同じであると、どのようにして断定できたのか?
『Newton』の何号に、その立証記事が掲載されたのか?
もしそうであるとすれば、『Newton』は、最早、〝科学雑誌〟であるとはいえないものとなるであろ。
なんとも、人を食った、馬鹿馬鹿しいツイートではないか。
21世紀の日本に、このような非科学的妄言を発する国会議員が存在することは、驚きであり、悲しくなる。
しかし、これが〝男系男子原理主義者 〟の実態なのである。
しっかり記憶しておこう!